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千葉・房総 海水浴場・プールガイド 2015

海水浴 豆知識

砂浜の砂の色はその地域の地盤の成分によって色が変わります。火山性の岩石が元になった砂は黒っぽく、石英や石灰石を多く含むと白っぽい砂になります。また、サンゴが生息する地域ではサンゴの死骸(白)によって砂浜ができるので白くなります。
関東の砂浜は富士山の火山灰の影響で黒っぽい砂浜が多くなります。黒っぽい砂浜=汚い海というイメージを持ってしまいがちですが、黒い砂だから汚れているということはありませんのでご安心を。

海水浴場の水質調査結果を掲載しています。基準は「AA>A>B>C>不適」となっており、開設前に不適と判断されると海水浴場は閉鎖となります。調査項目は「ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度」となっています。


必須アイテム

レジャーシート(なるべく大きめ)、ビーチサンダル、水着、Tシャツ、バスタオル、ミニタオル数枚、日焼け止め
※砂浜の砂はヤケドしそうな程に熱いので、レジャーシート、ビーチサンダルは必需品

追加アイテム

クーラーボックス(冷たいドリンク・飲食物を保冷)、水筒、整髪関連品、帽子
救命胴衣(子供用)、パラソル、ビーチボール、浮き輪、フィン(足ヒレ)
※クーラーボックスの保冷剤は熱中症対策やクラゲに刺された時の処置等なにかと便利

遊泳エリア

海水浴場では遊泳エリアが決められています。赤と黄色の旗の間が、遊泳エリアです。沖にブイが張ってある場合はブイより手前が遊泳エリアです。

遊泳エリア外では見た目ではわからない離岸流による強い潮の流れがある等、危険性があるエリアです。もし離岸流に巻き込まれると一気に沖へ流されます。万一、流されそうになった時は慌てて岸に向かって泳がずに岸に向かって真横に泳いでください。潮の流れに逆らって泳ぐと一気に体力を消耗して溺死します。海水浴での溺死事故の大半が飲酒か離岸流に流されておぼれるパターンです。

旗の意味

海水浴場には海の状態を知らせる旗があります。青は適している、黄色は海が不安定なことを示しています。黄色なら波の静かな湾状になっている海水浴場に移動したほうが良いでしょう。赤は遊泳禁止です。波打ち際に近づくのもやめましょう。

泳ぐ前に

準備体操をして足をつらないように気をつけてください。海辺ではついつい忘れがちなので(周囲の視線が気になる人もいるでしょう)、着替えたついでに準備体操をしておくと良いでしょう。

水泳は全身運動で非常に体力を消耗します。長時間連続でできるものではないのであまり無茶をせず休憩を入れながらゆっくり楽しんでください。泳げる人でも運動不足で思ったより泳げなかったり、急速に体力を消耗してしまう場合があります。浮き輪やフィン(足ヒレ)を利用すればあまり体力を消耗せず、のんびりと楽しめます。

泳いだ後は

海水浴場の近くなら、海水浴を一日中すると疲れきってしまうので、日差しの弱い午前は泳いで、昼をちょっと過ぎたら宿に戻って風呂に入り、着替えて午後は周辺の観光施設に行ったり、道の駅や牧場でアイスクリームを買ったり、地元の名産物を食べ歩いたりする等、午前と午後で計画を変えてみましょう。シーズン直前は宿の予約が取りにくいのでお早めに。

また、日帰り旅行でも日帰りの温泉があるので探してみてください。泳ぎ疲れたまま帰りの渋滞に巻き込まれると運転が非常に辛く感じます。また、事故の元にもなります。ファミリーレストラン等でも良いのでゆっくり一休みしてから出発しましょう。

飲酒

子供の水難事故は半数が河川で起こりますが、大人は海水浴での飲酒による水難事故が大半を占めます。暑さでついついビールなどのアルコールを飲みたくなりますが、飲酒後の遊泳は非常に危険です。平衡感覚や運動神経が鈍り、泳ぎの得意な人でも溺れて死にます。思わず飲んでしまったらその後は泳がないようにしてください。

子供連れの方へ

小さい子供には救命胴衣の着用を検討してください。子供用の救命胴衣は2,000円前後から入手可能です。

子供だけで遊泳させるのは避けましょう。溺れていても周りの人は気づきにくいので必ず保護者が目を離さないようにしてください。海水浴場では人が多いので、すぐ迷子なってしまいます。また、迷子になると波打ち際で波に巻き込まれて溺死する恐れもあります。

小さい子供は太陽の強い光に弱いので日焼け止めを忘れずに。一定時間毎にパラソルや海の家で日差しを避けて休んでください。また、熱中症を避ける為に飲み物は欠かせません。

万一の時は

海の事故では「118番」が緊急連絡先です。 携帯からでもかけられます。ケガは「119番」です。

ライフセーバーに救援を求める時は大きく手を振ってください。
周囲に溺れている人を発見したら、後方から体を支えてください。前方から支えようとすると溺れた人につかまれて海中へと引きずり込まれますので危険です。

クラゲ

お盆を過ぎると水温が下がってクラゲが発生しやすくなります。クラゲに刺されたらすぐに処置してください。
触手がついている場合には、直接触らずに取り除き、水で洗います。氷や湿布で冷やすと直りが早くなります。

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